事例概要
PEプラスチックフィルム廃棄物をLF-300螺旋破砕機で1台で破砕・凝集・半可塑化処理した全工程事例。軽量で散在性のあるフィルム廃棄物の統合処理の効果を紹介します。
一、材料と目標
| 材料タイプ | PEプラスチックフィルム廃棄物 |
|---|---|
| 初期状態 | 薄くて軽量なフィルムシート。かさ高く綿状で、軽量のため飛散しやすい |
| 材料提供元 | 顧客提供材料 |
| 主な課題 | フィルムは軽くて散在性があり供給が困難で、従来の破砕機では噛み込みにくい。PEは加熱により軟化しやすく、材料が刃に付着する |
| 目標産出物 | 破砕・半可塑化(高密度顆粒/アグロメレート) |
| 下流用途 | 再生ペレット化前処理、バージン材代替としての射出成形への直接戻し |
二、事例画像
The page uses a three-image structure: raw material, on-site process and finished output.
原材料
現場
完成品
三、設備構成
- 主要設備:LF-300 螺旋破砕機
- 処理工程:フィルム直接投入 → 低温螺旋押出せん断 → 破砕 + 凝集 + 半可塑化産出
- 補助システム:逆転制御 + 産出サイズ調整
四、プロセスポイント
一機三用統合処理
LF-300は破砕、凝集、半可塑化の3工程を1台の機械で完結し、従来の破砕機+凝集機+可塑化機の組み合わせを代替します。PEフィルムが投入されると螺旋押出せん断により破砕され、同時に摩擦熱で材料が半可塑化状態になり、自然に高密度顆粒へと凝集します。
付着防止のための低温せん断
螺旋は低速運転と温度管理により、PEフィルムが過度の熱蓄積で完全に溶融して付着するのを防ぎます。破砕と半可塑化のバランスをとり、乾燥した非粘着性の顆粒を産出します。
大幅な減容効果
半可塑化と凝集後、かさ高なフィルムは劇的に減容されます。密度が約0.05から約0.5 g/cm³以上に向上し、保管と輸送がはるかに効率的になります。
五、結果サマリー
- 産出物:半可塑化された高密度顆粒/アグロメレート。乾燥して非粘着性、大幅に減容
- 顆粒特性:高密度で、直接再射出成形または下流ペレット化に適する
- 適用分野:再生PEペレット化前処理、バージン材代替としての直接戻し、固形廃棄物減容輸送
六、関連リソース
関連ソリューション
